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”Buddhist Social Enterprise”
「仏教社会的企業」として、Amrita株式会社はスタートしました。
なぜあえて、仏教×社会的企業なのか。
私はお寺の子として生まれ、常に仏教が身近にある環境で育ちました。そして、自身も浄土宗僧侶として得度をしています。
仏教では「善い行い」をすることを説きます。
そして大学院生のときに「社会的企業」という事業モデルがあること学びました。
社会的企業は事業を通じて社会の課題を解決する事業体です。
仏教と社会的企業がかけ合わさったとき、何か大きなムーブメントが世界で起きるのではないか?
ーその想いを抱え、その後約7年間、東京・スリランカでの公益法人・社会的企業における仕事を通じながら、「仏教」「教育」「食」という3つのエリアで善いことを行っていくという、企業モデルにたどり着きました。
またこの間、INEB( International Network of Engaged Buddhist)という組織ネットワークにより、世界中から集まった仏教/宗教者・企業家・組織のリーダーに学び、彼らの生き方、物事の考え方、世界的な課題…など、大きな視野と人脈を築かせていただきました。
そして2019年、「平成」最後の年に和歌山県紀美野町と縁をいただき、Amrita株式会社の設立の運びとなりました。
「平成」という時代から次の時代へ。
ーそれは、AIの技術台頭、情報収集システム化が進み、グローバル化のもとでの多様化するニーズの中で、「どう生きるか」という人間としての倫理的な選択と行動規範が問われる時代だと感じています。
私たちAmrita株式会社は、暮らしの中に「善いもの」「善いこと」を提案する社会的企業として、仏教者はもちろん、すべての宗教者、もしくは無宗教者・宗教を選択されない方々とも、互いに学び・協力しあいながら、未来へと歩みをを進めていきます。
Amrita株式会社
代表取締役 山下千朝